y.o先輩社員の声
名前
Y.O.
所属
線ばねグループ
入社
2011年
出身
名城大学 理工学部 交通科学

入社の動機は?

 幼少期からブロック遊びやプラモデルをつくることが大好き。大学でも造芸部というものをつくる活動が主体のサークルに入っていました。とにかくものづくりが好きなので、会社を探す際も、メーカーを中心に情報を収集。この会社については、大学の先生から教えていただき、先生を通じて選考試験を受ける意志を伝えました。
 会社見学に参加し、実際に働いている皆さんの姿を見せていただくと、そこかしこでコミュニケーションを取っている風景がとても印象的でした。そこから職場のよい雰囲気を感じ取り、入社意欲も一気にアップ。また、プレス、溶接、機械加工など、金属部品をつくる上でいろいろな部門を有していることも魅力に感じていました。というのも、プレスだけ、溶接だけを行う企業とは異なり、多くの部門の仕事を経験させてもらえる機会があれば、技術者として幅広い知識が得られると思ったからです。

この仕事の面白さ・やりがいは?

 入社当時は線ばね部門に配属。線ばねは、この会社が創業した時からある部門で、大小さまざまなばね製品をつくっています。はじめは、出荷前検査やばねを熱処理炉に投入するといった軽作業が中心で、ばねがどのようにつくられているかといった基本を学ばせてもらいました。
 2年目になると、手作業でのばねづくりも新たに任されるようになりました。実はすべてのばねが機械でつくられているわけではありません。当社には手作業でつくるばね製品もあるんです。最初は失敗が目立ち、「どうしたら良品をつくり続けられるのか」と自問自答することが多かったように思います。もちろん、先輩はその都度助言をくださいました。また、失敗したからといってめげるばかりではなく、それを糧にして次に取り組むという気持ちが大事だと思っていたので、とにかく前を向くよう自分を奮い立たせていました。やはりものづくりが好きという気持ちが根幹にあるので、その点は苦難を乗り越える際に原動力になったと思います。
 現在は入社6年目となり、線ばね部門の機械は大方ふれました。それぞれ特徴やクセがありましたが、経験することで感覚を体に覚えこませ、自分なりのやり方を身につけられます。また、ほかの部門での仕事も経験させてもらえたことで、視野の広がりも感じるようになりました。

これからの目標・チャレンジしたいことは?

 入社4年目の頃、ある製品を自分が担当することになりました。それはウェーブスプリングといって、当時の社内ではまだ誰も加工に関わったことがない新しい製品。どのように機械を動かせば図面通りの形状にできるか皆目見当がつきませんでした。心配してくれた周囲はたくさんアドバイスをくれ、頼もしさを感じましたが、最終的に答えを見つけるのは自分。皆に頼るばかりではなく、自力で道を切り開かないといけないという自立の意識は、この案件でとても磨かれたと思っています。最終的には機械を動かすためプログラムを何パターンも考えて、地道に入力と稼働を繰り返して決着。根気強くトライすることの大切さも学んだ仕事でした。
 この会社には、ものづくり好きが集まっています。ですから、ものづくりが好きな人にとっては気の合う人たちばかり。仕事上の会話も品質向上やコストダウンのために、何をどうすべきかといった前向きな意見を皆が出し合います。かつては先輩の意見に耳を傾けるばかりでしたが、今では自分から提言することもできるようになりました。先々の展望としては、サブリーダー、リーダーと順に役職のステップを歩み、役員になって、全体を統括する仕事を経験してみたいと思っています。

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